人材育成

「企業内人材育成推進助成金」は平成28年度のブレイクは間違いありません。

一企業で180万円を確実にもらいましょう

この制度は平成27年度に新設された助成金です。公表当初は一部で認知されていたくらいでしたが、年度中盤から後半にかけて一気に広まっていきました。

制度の内容をかいつかんで話すと、評価制度を導入するか教育訓練制度を導入して、それを実施します。この制度を導入した助成額が50万円、実施助成額が一人あたり5万円で10人まで助成できますから×10名で50万円、併せて100万円受給します。

そしてこの助成金のキャリア・コンサルティング制度を導入します。その制度導入によって30万円、実施助成額が先ほどと同じように一人5万円、やはり10人まで助成されますから×10名で50万円、併せて80万円受給します。

合わせると180万円です。

本当はこれに技能検定合格報奨金制度もあるのでこれが70万円まで受給できるのですが、これはなかなか狙ってとれないので、頭の隅に置いておくだけでいいでしょう。

ちなみにこの助成金は実施するのはさほど難しくないので事業主としては是非やりたいところですが、実施する前の計画書の提出の段階での手間暇がかなりかかるため、社労士は結構時間と知識と経験が必要になります。

当事務所でもすでに何件も提出しましたが、一事業所あたりで2~3cm位の書類の厚みになりました。これを事業主が独自で行うのは難易度がかなり高いと思います。